本日は、品川歴史館で行われた「大井囃子を楽しむ会」に参加してまいりました。電車の中吊りで知りました。ハイ。
以前からお囃子には非常に惹かれるものがあったのですが、祖先が、田園調布沼部囃子の二代目のカシラをやっていた事を知り、なお更興味を持ちました。大井囃子は、葛西囃子から分岐した目黒囃子の流れをくんでいます。文政三年(1820)に大井村・原の豪農で倉本彦五郎が目黒囃子の伝授を受けて成立したと言われます。
大井囃子お基本構成は、大太鼓、調べ太鼓×2、鉦、笛の5人囃子で構成されます。他のお囃子も殆どが、この基本構成ですね。今日は、大井囃子の曲目から6曲ほど演奏と獅子舞がありました。目の前で真剣にお囃子を聞いたのは初めて。またその魅力に惹かれました。ちなみに、最初は興味を持って見ていたムスコもぐっすり。ドンツクやっている中で良く寝れるなーと思いますが、子守唄代わりになるのでしょうか。コレも脈々と流れる祖先の血でしょうかね。
家に帰ってきてから、図書館へ行くと、お囃子のCDがありました。
早速拝借。会社の行き帰りはこれですね。CDの解説文にも書いてありましたが、お囃子はアドリブも混ざりながら演奏されるそうで、さしずめJAZZのようなもの、なんて書いてありました。確かに、聴いているとフリー・ジャズ然とした雰囲気もあるんですよね。篠笛がハービーマンのフルートのように聞えてね。ますますはまりそうですな。